疲労を放っておくとおこる症状について

労働や学習の質と量の低下、発病など、生命維持のためのアラームを無視して疲労を放っておくと、まず労働や学習の質と量の低下がみられます。
文部科学省の調査によると、慢性疲労によって5割近い人の作業量が低下したという結果が出ています。

また、食欲不振や倦怠(けんたい)感、筋肉や関節の痛み、頭痛などが強く出て、日常生活に支障をきたすようになります。

さらに、体を防御する免疫(めんえき)システムが低下して、かぜなどの感染症や生活習慣病が発症しやすくなり、かかると悪化しやすくなります。
循環器の働きが弱まったり、動脈硬化が進んでいる場合、脳卒中(そっちゅう)や心筋梗塞(こうそく)を起こし、突然死に至るケースもありますから、注意してください。