食中毒になる人とならない人について

「食中毒になる人とならない人について」

同じ原因食品を食べても、細菌による食中毒の発症率は通常30パーセント程度。
食中毒が発症するかどうかは、かぜなどの感染症と同様に、その人の健康状態に
も左右されます。

一般に食中毒になりやすいのは
・抵抗力が弱い人(消化器官や免疫力が未発達な子ども、お年寄り、虚弱体質の
人など)

・他の病気にかかっている人

・過労や睡眠不足、ストレスなどで体力を消耗している人
などです。

とくに、子どもやお年寄りは重症化して死に至るケースもあるので、周囲の人が
初期症状を見逃さないようにしましょう。
食中毒を予防するには、普段からバランスのとれた食事と、規則正しい生活、適
度な運動を心がけ、体力を増強しておくことが大切です。