食あたりと食中毒との違いについて

「食あたりと食中毒との違いについて」

食中毒が医学用語でほぼ同じ意味で使用。
食中毒の「中」とは、「あたる」の意味。

「食中毒=食べ物の毒にあたること」といえますが、
医学的には食中毒が正しく、食あたりは医学用語にはありません。
食中毒とは食品に混入した細菌などや、これらがつくる毒素、化学物質(砒素など)、自然毒(フグ、きのこなど)によって起こる健康障害をいいます。

その中で、微生物による食中毒が発生件数の大部分を占めています。
一般に食中毒の原因となる細菌などは高温多湿を好むため、夏に多く起こります。